良い事が起きたら過去の悪い事の存在意義を感じることができる、というライフハック
風邪ひいたようなひいてないような体調です。多分気のせいです。
本日は土曜日、にも拘らず雨の中使ったことのない路線を利用してとある場所に向かいました。
パソコン教室、なのですが別にパソコン関連のお勉強をしに行ったわけではありません。
「統計検定2級」なるものを受けてきました。
結果から申し上げると、合格しました。ギリです。
統計検定、とは
一般社団法人日本統計学会が認定し、一般財団法人統計質保証推進協会が実施する、統計学に関する知識や活用力を評価する検定試験。総務省、文部科学省、厚生労働省、内閣府後援。
(wikipedia参照)
民間資格ではあるものの、昨今はデータサイエンティストの需要が高まり、あらゆる問題にデータ分析・解析を求められているため、今後とも受験者数は増えていくんじゃないですかね。
ちなみに2級は、「大学基礎統計学の知識と問題解決力」が求められます。
一応、記述式の無いマーク式のみのレベルでは最高ランクのものです。
(準一級から記述有)
当方、大学では数学系の科目は解析学、線形代数、数学物理演習程度しかやっていなかったので、統計学は正直未履修でした。
なので、QC検定3級は持ってましたので、平均値と中央値の違いとか、分散と標準偏差の出し方とか3σの意味とかは知っていましたが、
「ベイズの定理」とか「ラスパイレス指数」とか「ジニ係数」とか「区間推定」とか「仮説検定」とか「t分布」とか「t値、p値、F値」とか「回帰分析」とか「95%信頼区間」とか、何の問題ですか?といったスタートラインでした。
会社でアカウントを持っていたUdemyの統計検定2級講座を冬頃からボチボチ履修しまして、春先からは問題集も購入して何となく勉強していましたが、
本格的に受検してみようと思い立ったのは4月なんですよね。つい先月。
丁度骨折してやることねぇな、と燻ぶっていた中で、ついカッとなって申し込んじゃいました。
CBT形式、つまり指定の場所でパソコン使って問題を解く形式で受けました。
なお、本形式での受検戦績は1勝1敗、ITパスポートは取得できセキュリティマネジメント試験を落とした過去があります。
元々計算系は難なく勉強してこれたので、統計検定との相性は良かったのですが、
使用する式とか数学的思考方法が多くて複雑なので、文章を読み取ってどの式を利用すべきかという思考力(というか読解力)を求められたような印象です。
実際、本番では緊張こそあまりしませんでしたが、文章量や表の数字情報が多く、
使用する情報の取捨選択や利用する公式の思い出しに想像以上に時間がかかりましたね。
90分1本勝負の中、時間ギリギリで5問ほど山勘で解答を埋めました。
というか、これは愚痴ですが問題集の傾向とCBT試験の内容が結構違う・・・
知らない単語もあるし、多分勉強していない公式とかも使う場面ありましたよ。
一部は思いつきのゴリ押し方法で計算して、無理くり数値を求めたやつが何問かありましたし。
電卓の押し間違いとか地味にストレスでしたね。これは自分のミス。
結果、繰り返しですが66/100で60点以上クリアしたため、無事合格。
当然運もありましたが、運で受かるか否かという所まで実力を底上げできていたということで、素直に自分を誉めたいと思います。
タイトルにもありますが、こういう良い事が起きた場合に、過去の悪い事を運命的にとらえて「アレがあったから今回こうなったんだな、よしよし」という思考って、たまにやりませんか?
都合がいい考えなんですけど、今日まさにこんな感じ、前回書きなぐった不幸事を今回の合格に必要な犠牲ととらえることで、傷を癒そうと思います。
本当は、全部まるっと良い方向に転ぶのが一番いいんだけどね。
これって、現実だからさ。
以上です。